今回の山行の目的は3つ!
①日本最高所の野天風呂♨に入ること
②2019年11月の「赤岳~硫黄岳」と2020年8月の「白駒池~天狗岳」の、硫黄岳と天狗岳をつなぐこと
③贅沢山ごはんを堪能すること
お山紹介
八ヶ岳
「八ヶ岳」はある一つの山を指すのではなく、北の蓼科山(標高2,530m)から南の編笠山(標高2,524m)まで南北約20kmに渡ってそびえるたくさんの山々からなる、長野県と山梨県をまたぐ大きな山塊の総称です。
八ヶ岳には「富士山と背比べをして勝利したものの、富士山に蹴り飛ばされて八つの峰になった」という神話があるそうです。
八ヶ岳の中央あたりにある夏沢峠を境に、南側を南八ヶ岳といって、ゴリゴリの岩場のイメージ、北側を北八ヶ岳といって、池が多く苔むした感じです。(ぴぃおじさん談)
八ヶ岳は日本百名山ですが、日本百名山としての八ヶ岳は、赤岳を中心とする南八ヶ岳をいうそうです。
ちなみに北八ヶ岳にある蓼科山も日本百名山の一つです。
今回は、その夏沢峠を挟んで、北側と南側をつなぐ山行です。
天狗岳
2020年11月14日 東西 天狗岳
北八ヶ岳の最高峰です。山頂部は300mほど離れて東西に分かれた双耳峰で、東天狗岳(2,640m)と西天狗岳(2,645.8m)で2つのピークがあり、30分ほどで往復できます。
北八ヶ岳の中では(特に黒百合ヒュッテから天狗岳の間)は岩々した、南八ヶ岳っぽい雰囲気です。
硫黄岳
2019年11月 左側が大きく切れ落ちている爆裂火口
山頂付近は広々としてなだらか。北側に巨大な爆裂火口があり、断崖絶壁となって鋭く切れ落ちていて迫力満点!
山行記録
1日目(2020年11月14日)
【7:50】稲子湯唐沢橋登山口から登山開始
【9:00】しらびそ小屋で小休止
しらびそ小屋のエサ台にひまわりの種がたくさん置いてあり、リスや小鳥がやってきます。
みどり池から天狗岳を望む
【10:00】本沢温泉 到着
山奥に老舗旅館といった風情。
テント幕営料(1,000円)と入浴料(1,000円)を支払い、テントを張り、早めのお昼ごはん。(金額は2020年11月現在)
【11:10】テントに荷物を置き、軽装備で本沢温泉北側の白砂新道から天狗岳を目指します。
【12:20】樹林帯から抜けて、急に開けてきました。
天狗岳が見えます。それにしても天気がいい!
【12:50】2020年8月に来たときはこの反対側からでした。
こっちはぴぃおじさんの大好物鎖もあり、ずいぶん感じが違います。
【12:53】東天狗岳 登頂!
西天狗岳方面… 今回は行きません。
根石岳を経て… 夏沢峠から本沢温泉に降ります。
【14:15】本沢温泉まであと5分くらいのところ、右方向の谷に下っていくと…
ありました!!😍
「雲上の湯 日本最高処野天風呂 標高二,一五〇米」
えーーーと?
湯舟のみなのねー
洗い場はないとして、脱ぐところもなし…と。
では、失礼して、湯舟の横で真っ裸になって、トプン。
「あーーーーー」
と、思わず声が出ちゃうヤツー。
ちょっと熱めの、いーいお湯です。
3~4人ほど浸かれる大きさのこじんまりとしたお風呂です。
一緒に浸かった方々と八ヶ岳談義。
写りこまないように気を付けますんで… 写真撮りまーす。
おじさんの自撮りヌード。
30分くらい浸かってました。
お次に入る方も来ましたし、そろそろ出るとしますかねー。
んーーー???
野天風呂に山ガール登場!
山ガール、来ちゃったよー。
しかも、若くて、可愛いよー😍。
え、え、え、?
入るの? 入るの?
それとも、一緒に入るの?
こっち見てるよー。
ドキドキ😅。
湯舟の中でヒソヒソ
「入るんすかね?😅」
「混浴だからねー、入るかも😊」
「イヤイヤ、ないでしょ😆」
「水着で入ってもいいらしいですよ😉」
「えーーー、水着? それはそれで、ありかもー🤣」
「でもでも、こっちは真っ裸ですよー🤩」
「こっち、見てるよー😆」
「出たいけど、出れないじゃん😂」
それとも出ちゃおうか? 見せちゃおうか?
なんて、おじさんたちの中途半端なエロ会話が聞こえたのか、聞こえてないのか…
あれれっ???
いなくなっちゃった。
あーーーっ、向こうの方に歩いて行っちゃってるー。
なーんだ、がっかり! (?)
そりゃそうか。
何を期待してんだか😅
【15:20】
贅沢山ごはん
まずは、男前グリルプレートで…
・霜降り和牛もも肉のステーキ
・鶏モモのステーキ
山登りとは、命と向き合う過酷なアクティビティです。
ですので、荷物は1gでも軽くなるように、山に持っていくものを厳しく選別しなければなりません。
それを、貴様~
登山を馬鹿にしてるのかあっ!!!
「はい、これ… 1kg もあるんです。」
「ビールも2本持ってきちゃった🍺」
そうしてでも、山でやりたい、男前鉄板焼き! アーンド、ビーーール!
続きまして、オイルサーディン丼!
日々野鮎美ちゃんも、こう言ってます。
陽が落ちて寒くなってきたので、テントの中に移動。
まあまあ上手に炊けました。
オリーブオイルマシマシで、しょう油も!
うまそー! いただきまーす!
おなかいっぱい。
重い荷物を苦労して持ってきた甲斐がありました。
男前グリルプレート、重いけど、今後もぴぃおじさんのマストアイテムです。
2日目(2020年11月15日)
【4:30】荷物を置いて、硫黄岳のご来光目指して出発。
【5:30】夏沢峠から東側の空。今日も天気よし!
【6:10】硫黄岳に到着。
以前きた非日常に、また訪れるって、非日常がつながる、なんか不思議な感覚です。
硫黄岳は広々として遮るものがなく、豪風で極寒!
早く太陽の陽を浴びたい!
【6:23】ご来光 & 富士山
きれいでしょ。 お気に入りの1枚です。2021年の年賀状に使いました。
似たような写真ですが、これもお気に入り。スマホの背景です。
【6:30】硫黄岳から下山開始
【8:00】テント場到着、テント撤収
【9:00】下山開始
【9:50】みどり池
あーあ、降りてきちゃった。
今回も楽しい山行でした。
八ヶ岳、いいです。
また来年、来ます。
軌跡をもっと南北に伸ばすぞー!
下山後のお楽しみ♨
こちらでいいお湯をいただきました。
露天風呂、サウナ、充実。
お食事処、マッサージもあります。
入浴料700円は安い! (2020年11月現在)
ぴぃおじさんの個人的お勧め度 ★★★★☆