山登り始めて1年、こんなとこまで来ちゃいました~
ぴぃおじさんの山登りの目的は、非日常と自己満足!
その両方が、ものスゴい濃度で叶う場所。
お山紹介
奥穂高岳
標高 3190m 長野県・岐阜県 日本百名山 日本標高第三位 北アルプス最高峰
上高地・河童橋からの眺めがあまりに有名な北アルプス南部の名峰です。
南アルプスの間ノ岳と並んで日本第三位の標高、ということですが、2020年11月1日放送のTBS「林先生の初耳学」でテンションヤバいロイ君が奥穂高岳の標高を最新の計測方法で計測して、3191.099mであることを国土地理院に報告していました。
(ぴぃおじさん、ロイ君のノリが苦手でしたが、最近はちょっと許せるようになってきました)
近いうちに奥穂高岳が日本第三位、南アルプスの間ノ岳が第四位ということになるかもしれませんね。
www.mbs.jp上高地から涸沢カールに入り、ザイテングラートから奥穂高岳を往復するのが、一般的なルート。今回もこのルートです。
ほかに、上高地~岳沢小屋~前穂高岳~奥穂高岳(結構大変)、
槍ヶ岳~大キレット~北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳(まあまあヤバい)、
西穂高岳~天狗のコル~奥穂高岳(病的にヤバい)
というコースがあります。
まあまあヤバい槍穂高縦走の記事はこちら👇
ぴぃおじさんの個人的難易度
体力 ★★★★☆ ザイテングラートからが急登です。
技術 ★★★☆☆ 穂高岳山荘から梯子と鎖がありますが★3くらい。
おすすめ度★★★★★ 富士山と同じくらい、一生に一度は行っておきたい。
ジャンダルム (Gendarme)
標高 3163m 長野県・岐阜県 奥穂高岳の付属峰と位置付けられ標高順からは除外
奥穂高岳の西南西にあるドーム型の岩稜。
ジャンダルムという名称はスイス・アルプス山脈のアイガーにある垂直の絶壁(高さ約200 m)の通称に由来しますが、本来はフランス語で国家憲兵のことです。
転じて山岳用語としては、尾根上の通行の邪魔をする岩を指します。
ジャンダルムは奥穂高岳の前衛峰として名付けられました。
ぴぃおじさんは、槍ヶ岳を
「ヤリの兄貴~今日もとんがってますね~」
と、いじったりしますが、ジャンダルムに対してはその風貌から、
「ジャンの親方~今日も いかついっすね~」
と、いじってます。
ぴぃおじさんの個人的難易度
体力 ★★★☆☆ 奥穂からピストンとして★3つかな
技術 ★★★★★ 岩場のスキルが必要
おすすめ度☆☆☆☆☆ ぴぃおじさんのような変態の方以外は行かない方が…
おすすめ度★★★★★ ぴぃおじさんのような変態の方は是非行ってください。
(自己責任でお願います!)
山行記録
2019年9月14日【1日目】
【5:00】沢渡駐車場 到着🚗
バスターミナルにはチケットを買う人、バスを待つ人でなんと300人以上…
さすが3連休初日。
【6:30】上高地 到着🚌
【6:50】上高地 出発🥾
登山準備する人でにぎわっています。
【9:50】横尾
このころ、睡魔と闘いながら歩いていました。
【11:20】迫力の屏風岩
【11:30】本谷橋
このあたりから急になってきます。
【13:00】涸沢カール 到着
2回目のテント泊。
コンパネのレンタルはなくなってました。
大きく平らな岩を見つけて、その上に張りました。
フライシートのシワがかっこ悪いっす。
涸沢小屋のテラスから。カラフルなテントたち。
2019年9月15日【2日目】
【5:00】おはようございます。寝ぼけついでにピンボケ。
【5:20】日の出直前の東側の雲海
【5:32】日の出 モルゲンロート カッコいい…
豆知識
モルゲンロートとは、夜明けの頃に、山肌が太陽の光を受けて赤く染まる現象です。
その色はピンク色を帯びた明るい赤色に見え、山が最も美しくなる時です。
語源はドイツ語です。(Morgenrot)
ぴぃおじさんのアイコンの元写真は涸沢カールからザイテングラートに向かう途中、涸沢カールをバックに撮った、おじさんの自撮りです。
ザイテングラート取り付きで20匹くらいのお猿の集団に遭遇。
豆知識
ザイテングラートとは、山頂から横に張り出した岩尾根(岩壁の支尾根)のことです。
語源はドイツ語:Seitengrat
岩の上のお猿、メスとオスです。
なんでメス、オスとわかったかというと… ヒ・ミ・ツ💕
(登山者が近くに大勢いるのに…)
神々しい…
お猿さんはすぐ横を通ったりしますが、決して人を襲うことはなく、お互い干渉せず共存しています。
登山者が絶対にエサを与えたりせず、ごみを残したりせず、長い間全員がマナーを守ってきた賜物なのでしょう。
【7:30】穂高岳山荘 到着
奥穂高岳アタック開始!
「おおー、ヤリの兄貴っ、会いたかったですぅ!」
「うわっ!、ジャンの親方ぁー、お会いできて光栄ですぅー!」
ってか、ここを行くのぉ?? 「ウへへーッ🤣」
なぜか、へんな笑いが。 おかしくなっとる。
【9:30】ジャンダルム 登頂!
やっと憧れの天使に会えたよー
ちょっとおふざけ。手のひらサイズの、ヤリ。
ジャンダルムは南西側から登るのが定石ですが、東側のヤバいルートからクライミングしているヤバい方々。
おおー、感動! 富士山みえたよぉーっ
こんな遠くから見えるんだーーー⁈
「姫、今日はまた一段と、お美しいですね~」
眼下に上高地
奥穂高岳から穂高岳山荘まで超大渋滞!
2時間近くかかりました。
岐阜県警の方の交通整理ありがとうございました😊
この後、テントに戻り、隣のテントの方々と宴会🍺
2019年9月16日【3日目】
【4:00】テントを撤収、涸沢カールを出発
下山途中、挨拶を返してこないヤツがいたんですよー
よく見たら、おサル! ふつーにシカトしてすれ違ったー
明神池から岳沢湿原を通って上高地に戻りました。
幻想的な岳沢湿原。
上高地周辺を散策するだけでも、十分楽しめます。
【10:50】バスで沢渡駐車場に戻ってきました。
足湯公園の足湯に浸かって、しばし疲れを癒します。
よろしければYAMAPもご覧ください。
下山後のお楽しみ
沢渡駐車場からすぐ近くの、こちらでいいお湯をいただきました。
梓川の川の音を聞きながら、露天風呂で登山の疲れを癒すことができます。
ぴぃおじさんの個人的お勧め度★★★☆☆
山登り豆知識(どうして山で挨拶するの?)
上高地ではお猿🐵に挨拶を無視されてしまったぴぃおじさんですが…
街中で知らない人に「こんにちは!」と挨拶したら、ヤバい人に決定間違いなしですが、山では見ず知らずの人と挨拶します。
山では街中ほど人が多くないので、挨拶をするだけでも相手の性別や年齢層、服装などをなんとなく覚えていたりします。
ぴぃおじさんの場合、すれ違った人が山ガールの場合は下山後も覚えてたりします。(笑)
この挨拶が、万が一の遭難など事故が起きた時には目撃情報になりますし、
極度の体調不良に気づいてあげるチャンスにもなります。
「顔を見て挨拶しましょう」と小学校で習う通り、山でもそうすればいいかもしれませんね。
GPSアプリの普及で遭難のリスクもかなり低くなったと言われますが、挨拶はコミュニケーションの第一歩。気持ちいい挨拶をこれからもしようと思います。
また、挨拶だけでなく会話を交わすことで、ナンパに成功するかもしれません。…ではなく…
すれ違う人は、これから自分が行く道を通ってきた人なので、会話することで、危険個所や絶景箇所の情報収集につながるかもしれません。
挨拶する余裕もないくらいキツイ登りの場合があるので、登りの人から挨拶する、無理なら目礼というのもいいですね。